クロコーチという漫画について

最近クロコーチという漫画を読んでいるのですが、それが大変面白い。

無料漫画アプリのおすすめに出てきた全く知らない作品だったのですが、大当たりでした。

絵の癖が強く一巻の序盤で脱落しかけましたが根気強く読んでいてよかった。

今では黒河内警部補のあの醜悪なスマイルが大好きです。

 

漫画の内容は、得意の強請で私腹を肥やしてきた黒河内という超悪徳警官が自分の持つ情報や、コネクションを活用しながら巨悪を成敗するというダークヒーローもの。

作品内の事件は三億円事件や、警察庁長官狙撃事件といった過去の現実の事件を題材にしているのですが、それをフィクションの世界とうまく融合させつつ綺麗にストーリーを展開している。

この漫画を読んでこれらの現実の事件に興味を持つようになり、ネットで色々勉強しているのですが、現実の事件についての知識を得るとより面白く読める。本当にこの漫画のとおりの真相だったのではないかと思ってしまう。

作中では腐敗した警察組織が題材となっているが、本当に誰が敵で誰が味方かわからないし人もどんどん死んでいくため、読んでいてとてもハラハラする。

主人公は流石に死なないだろうと予測できるにしても、自分のお気に入りのキャラが敵に追い込まれてきたりするとそろそろ殺されてしまうのではないかと不安になり先の展開が気になってどうしようもなくなったりする。(そんな時は続きを読むために課金するか本当に迷う。)

 

そんな感じで今ドはまりしているこの漫画、もう完結していると思っていたのですが、なんとダイマジンという名前で続編が出ているらしい。クロコーチを読み終わったら是非そちらも読んでみたい。

 

※因みにこの作品は原作と作画で人が分かれているデスノート形式なのだが、原作の方の経歴が凄く、ビッグコミックスピリットの元編集長であったり、マスターキートンの共同原作者であったり、小説家であったりする。